2008 年
7 月
31 日
平成20年第2回定例会・一般質問B
〜障がい者の庁内実習について(その1)〜
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以前、私は心身障害者通所授産施設で、レストランの立ち上げに関わったことがあります。そのレストランはNPOの事務所も併設されていたので、職員とパートだけで15人体制の大所帯でした。また、レストラン業務だけにとどまらず、別の社会福祉法人への給食サービスも請け負っているため、給食づくり、給食用お弁当箱の洗浄、同じビル内で連携している米屋の選米作業、米の配達など、仕事の種類が多い職場でした。 当初は、それまで小規模な作業所等に通っていた方々がうまくなじめるかどうか不安がありましたが、当事者の方たちは生き生きと楽しそうに、新しい職場に通って来られました。「Aさんは厳しいけど、Bさんはやさしい」、「Cさんはわかりやすく教えてくれるけど、Dさんの説明はわかりにくい」、「一緒におしゃべりするならEさんが楽しい」など、みなさん、人間関係が広がったことで、毎日のいろいろな人との接点を楽しみながら、接する相手によって自分がどのように対応していけばいいのかを、無意識に体得されていたように思います。 これまでの固定化した小さな社会の中では、得られない経験です。 また、仕事の種類が増えたことで、レストランのフロアでの接客が好きな人もいれば、店の裏で給食用のお弁当箱をひたすら拭くのが好きな人もいるというように、自分の好きな仕事が見えてきます。そうするとやらされ感ではなく、主体的に仕事に取組め仕事が楽しくなります。 仕事をする上で得た自信は、その人が生きることへの自信となっていきます。 一般の事業所への就職の前に、できるだけ実社会に近い状況が体験でき、自分のやりたい仕事が明確になって、多くの成功体験を積むことが非常に重要だということを目の前で体感いたしました。
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