大泉風のがっこう白石農園にて 国分寺市議会議員 多良けい子
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2008 年 5 月 13 日    
大泉風のがっこう白石農園にて

練馬区大泉にある農業体験農園「大泉風のがっこう白石農園」に行ってきました。練馬区は「体験農園」発祥の地であり、そのなかでもここ白石農園は先駆的な取組みでマスコミでも度々取り上げられているところです。
この日は講習会の日で、約60人くらいの人が畑に集まり、作業についての説明を熱心に聞いていました。125区画ある畑にはそれぞれほうれん草、小松菜、みず菜など葉物の畝、その横がキャベツの畝、次がしゃがいもの畝、順番にインゲン、トマト・きゅうり、ナス・しし唐・ピーマン、とうもろこし、大根という具合に規則正しくどの区画も同じように作付けされています。作業の説明もその畝の並びの順に丁寧に誰が聞いてもわかりやすく、まったく素人の私が聞いていてもなるほど・・わかりやすい・・・これなら私にもできるかも・・・。

 もともとは平成4年の生産緑地法から農家が生き残る手段として白石さんの友人の加藤さんが発案した「農業体験農園」という考え方に共感し、行政と共に5年間の勉強会を経て、平成9年に区と提携した「農業体験農園・大泉風のがっこう」を開園したそうです。
以後、練馬区では毎年1園ずつ開園して現在13の体験農園があります。体験農園では、農を求める人々とのコミュニケーションが生まれ、出荷するための作物を育てるのとは違う感動があるのだと白石さんはおっしゃいます。収穫の感激を分かち合い感謝される喜び、また農作業を通して広がるコミュニティは予想以上だったそうです。新たな農業経営として成り立たせることが重要だとお話くださいました。

 国分寺市には体験農園は3園あります。市の方針としては増やしていく方向ではあるのですが、手を挙げてくださる農家がなかなかいらっしゃらないのです。都市ならではの農業経営の一環として成り立ち、市民との交流の中から楽しみも生まれる・・・制度としては非常に優れたものです。農業者へのもっとわかりやすいアプローチや利用しやすい支援の仕組みを提案し、ぜひとも拡充を進めていきたいものです。


 <「市民農園」と「体験農園」の違いについてご存知ですか>
「市民農園」は地主から市が土地を借り受け、市が区画に分けて希望者を募集し市民に貸します。料金も安めですが、指導者などはいなくて、借りた人がすべて自分たちで耕作します。「体験農園」は農園主が主体で、農園主に直接市民が申し込みます。使用料は市民農園に比べて若干高めですが、作付け計画、種子などの買い付け、講習会などの費用がすべて含まれていてプロの指導の下、確実にかなりの種類と量の収穫物が得られます。



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