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2008 年
8 月
8 日 平成20年第2回定例会・一般質問D 〜庁内でのワークシェアリング事業について(その1)〜 |
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先日、会派で八王子市役所で実施されている「庁内ワークシェアリング推進事業」を視察してまいりました。 この事業は八王子市役所において、各課で行われている郵便物の集配、封入、押印などの軽作業を、障がいのある方に担ってもらう中で、 障がい者の一般就労への訓練機会の確保、就労意欲の喚起、職域の開拓、障がい特性と業務内容のマッチング事例の検討、障がい者の所得保障、市役所職員の障がい者就労への理解促進により、障がい者の自立と社会参加の一層の促進を図るというものです。 1期を6ヶ月とし、1期当たり7名程度が週2回勤務します。勤務体制は1日2〜3人ずつのグループで5時間となっています。つまり、事業のその名のとおり、多くの人が少しずつ仕事を分け合うのです。 もともとは庁内実習からスタートし、その後、工賃を発生させる形でワークシェアリング事業に発展したそうです。 この事業は東京都の福祉改革推進事業、いわゆる包括補助事業の先駆的事業として認められ、20年度の予算は約1000万円ですが、財源は全て東京都からの補助金です。内訳は障がい者とジョブコーチの報酬にあてられます。 事業の進め方としては、まずは担当課から市役所内の各課に対して、「貴課の仕事をお手伝いします」というチラシや広報等を発信し、庁内各課から業務を募集します。そして、各課から依頼された仕事を個々人の状態に合わせて割り振ったシフト表を作成し、スケジュールに沿ってジョブコーチの支援のもと市役所内で業務に携わっていくしくみになっています。 19年度の実績は、30課から依頼のあった40種類の仕事を請け負い、シュッレダー作業が90リットル分、封入作業が22443通分、リサイクルペーパーの整理・結束が6165束分、押印作業が38000枚分、紙折作業が11167枚分とのことです。 18年から丸2年実施して、担当者が一番感じるのは、職員の意識が変わったことだそうです。 始めた当初は、「ワークシェアリングのためになにか仕事を作らねば」という意識が職員の中にあり、そのための説明などに時間が取られて、結果的に自分たちの仕事も増えるのではないかと考える職員が多かったそうです。 けれども、実際にワークシェアリングを実施してみると、課の中で時間外等に対応していた業務が、別の業務に携わっている間に処理されているということを体感し、「なんて便利なんだ、助かる」という認識に変わってきたそうです。 庁内の人事異動によって、利用して良かったという評判が様々な課に口コミでも広がり、現在の業務量になっているとのことです。 つまり、、福祉的な要素が強い事業のスタートであったけれども、やってみると、庁内業務の効率化につながり、依頼する側と仕事を請け負う側双方にメリットがあるということを実感したということです。 八王子の担当者は、今後は福祉的視点ではなく、戦力としての障がい者の雇用も視野に入れていくともおっしゃっていました。 ただいまご紹介しました「庁内ワークシェアリング事業」について、国分寺市としてどのようなお考えかお聞かせください。 市民生活部長⇒市の就労支援の考え方でいくと、障がい者を念頭に置いた場合の就労支援として、直接雇用と、事務事業を見直して福祉関係の団体に委託するなどの雇用機会の創出を想定している。さらに訓練の場として庁内実習がある。国分寺市においても、八王子市の例と同じく、これから開始する庁内実習の次の段階として、この庁内ワークシェアリング事業も視野に入るのかなと感じている。また、委託に要する経費についても、八王子市では福祉の部署で事業費を確保している。国分寺市としては全庁的に進めていくので、それぞれの予算をどうしていくのかを含めて検討が必要である。 | ||
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